A.Mさん
前職での経験と、「新しいフィールドでチャレンジしたい」という思いがきっかけです。前職ではエンジニアではなくグラフィックデザイナーとして、広告制作などに携わっていました。たまたま業務でプログラミングに触れたことが大きな転機となり、自分でコードを書いて課題を解決していく「もの作りの楽しさ」に目覚めました。デザインの仕事と同じくらいプログラミングに情熱を注ぐようになり、デザインの知識・感覚も活かせるフロントエンドエンジニアの道を志しました。
みんなの銀行には転職活動中に出会い、まずサービス全体の洗練されたデザインに心惹かれました。また銀行の手続きがスマートフォン一つで完結するという先進的なコンセプトにも強く共感し、限られた画面の中で最高の使いやすさを追求する姿勢に、大きな魅力を感じました。
そして最後の決め手となったのは、私が生まれ育った福岡に開発拠点を置きながら、日本全国の多くの方々に日常的に使っていただけるアプリの開発に携われるという点です。デザインへのこだわり、先進的なコンセプト、そして地元・福岡から全国へ発信できるという挑戦のスケールの大きさ。これらの要素がみんなの銀行で働くことへの大きな期待となり、入社を決意しました。
みんなの銀行アプリのフロントエンド開発を担当しています。これまで幅広い機能領域における既存機能の改善や新規機能の追加に携わってきました。中でも、2023年12月にリリースした「Circle」機能は、メイン担当として開発を進めた、特に印象深いプロジェクトです。
金融機関のサービス開発には、セキュリティや正確性といった金融ならではの高い品質が求められます。その要件をクリアしつつ、世の中のニーズの変化にスピーディーに対応して開発を進める必要があり、この両立は常に挑戦だと感じます。
また新しい技術を調査し、プロダクトに適用していく過程には、技術的な面白さを感じます。エンジニアとしてはまだまだ学ぶべき点が多く、スキルアップに励む毎日ですが、自分が開発に携わった機能が実際に多くのお客さまに利用されているという事実は、エンジニアとしての責任とやりがいをあらためて認識させてくれます。
今後の目標は、まずフロントエンドエンジニアとして確かな経験と実力を身につけることです。将来的には、そこで得た技術力に前職で得たデザインの視点を掛け合わせ、「人の心を動かす」サービス開発に貢献していきたいと考えています。
私が考える「みんなの銀行らしさ」とは、安心や信頼という「銀行としての軸」と、新しい価値を創造する「ベンチャー精神」が高いレベルで両立している点だと思います。
大前提として、私たちはお客さまの大切な資産をお預かりする、金融庁の免許を受けた「銀行」です。だからこそ、サービス品質やセキュリティ向上への取り組みに一切の妥協はありません。この揺るぎない信頼こそが、私たちのすべての挑戦の土台となっています。
その強固な土台の上で、私たちは今までにない金融サービスのあり方を模索しています。社内には「できない」ではなく「どうすれば実現できるか」を起点に考える文化が深く根付いています。ビジネスやデザイン、エンジニアリングといった職種の垣根を越えて活発な議論が生まれ、誰もが当事者としてプロダクトに向き合っているのが特徴です。
この「守り」と「攻め」という両立が難しいテーマに組織全体で挑み、新しい価値を世の中に届けていくプロセスに、エンジニアとして大きなやりがいと面白さを感じています。この二つの側面が共存していることこそが、他のフィンテック企業にも従来の銀行にもない、「みんなの銀行」だけのユニークなカルチャーだと思います。
三度の飯と同じくらいコーヒーが好きです。たまに社内でコーヒーを振る舞っています。コーヒー好きが増えると嬉しいです。あと、似顔絵が得意です。先日は長めの休暇を取って似顔絵の日本大会にも出場しました。