D.Tさん
ふくおかフィナンシャルグループ(以下FFG)で別の部署やグループ会社への異動を希望できる「キャリアチャレンジ制度」がきっかけです。元々、銀行の店舗で勤務していたのですが、入社してしばらく経つと日々の業務内容やキャリアについて疑問や不安を感じるようになってきました。そこで、より幅広い視野や価値観を身に着け、今後のキャリアの選択肢を広げたいという想いで、キャリアチャレンジ制度にチャレンジしたのですが、見事落選…。しかし、そこで諦めることなくIT系のイベントに参加するなどの行動を重ねる中で、“デザイン思考”という考え方に触れ、世の中の課題を解決する職種の1つにデザイナーがあることを知りました。まずはデザインを実際に画面に落とし込むエンジニアを経験した上でデザイナーになろうと思い、独学でプログラミングの勉強を始め、その後プログラミングスクールにも通いました。そこからの繋がりでFacebookやAirbnbのアメリカ本社に行く機会があり、非常に大きな刺激を受けた私は「とにかく新しいことをやってみたい!」と感じていました。そして再度、FFGのキャリアチャレンジ制度に応募し、今回は見事合格!研修後にみんなの銀行に配属され、フロントエンドエンジニアを経験したのちデザイナーとして働いています。
日々みんなの銀行のサービス改善を行っています。具体的には、定量(アプリデータ)と定性(インタビューなど)をもとにユーザーの課題を特定し、他部署のメンバーと解決策を検討・調整しては効果測定し改善を実施するというサイクルを繰り返しています。
やりがいは、施策を実行した翌日には数字として効果に現れることです。例えば、iOSの一部のみビデオ通話の接続ができない事象が発生した時の話ですが、部署を跨いで検討した対応策を出したところ、翌日には接続可能になった人が10%も改善しました。一方難しいと感じるのは、答えがどこにもないことです。顧客が持つ根本的な課題を特定し、解決手段をストレスなくユーザーに提供しなければいけないので正解がないのです。さらに銀行という性質上次々とアプリ内の設計を変更するわけにはいかないので、年間でチャレンジできる回数がある程度決まっており、1回のチャレンジの重みと責任感は大きいです。今後も顧客体験をより良くしていくため、ニーズはスピード感をもって把握し共有しつつ、着実に段階を踏んで改善を実施していきます。
「チャレンジする土俵がある」ことです。堅苦しい金融業界で、ゼロから銀行を作っている会社というだけでも“チャレンジ”する環境にはふさわしいと思いますが、さらに年齢・役職関係なく意思があれば自分の考えているアイディアを表現できる環境がある点がみんなの銀行ならではの魅力ではないでしょうか。
合意形成に至るまでのプロセスは大変なことも多いですが、各分野のプロフェッショナルの方々がいるので心強く、日々勉強になることばかりです。「若手の声が通る」や「チャレンジできる環境」など書いてある記事をみなさんもよくネットで見かけると思いますが、みんなの銀行にはその土俵が本当にあると日々感じています。同じフロアに頭取がいていつでも相談できる環境もそのひとつです。
具体的に私が関わった事例の中では、デザイングループ起点で「MONEY SAVER」という企画をリリースしたことが印象に残っています。これまでとは別のアプローチで、みんなの銀行の1機能である「Box」に興味を持ってもらうために、ユーザーが楽しみながら日々の生活費を正確に割り出せる家計管理のコンテンツをデザイングループの提案から作り上げました。気になる方は是非試してみてくださいね!
冬はほぼ毎週、スノーボードにいって、帰りに友人と温泉にいくのが最高に楽しいです。白T・黒パンツ・VANSの靴が制服みたいになってます。お酒飲めないので飲み会はコーラ、最近コーヒーにハマりかけてます。